息苦しさ

コロナで楽しみなイベントが尽く潰れる一方で辛い1年はその足音を日に日に大きく鳴らしている  重ねた罪の精算か、業などと一言で片付けられればどれほど楽だろうとか、考えるだけ無駄かもしれない

 

バイトを探してるだけで3月も終わりそうになってきた  1月2月、1日も働いていないせいで金が全くない  テストと免許合宿があったから仕方ないのだが  来年度は学費以外の必要な金を自分で稼いで賄わねばならない  塾講バイトの面接結果が一向に来ない  向こうもゴタゴタして忙しそうだ

 

以前より眠れない夜が減った  しばらく胸につかえていたわだかまりは今では面影もなくなった  忘れたいことをようやく忘れられるようになった  小さく見えて大きな一歩だった

 

好きなことだけ考えて生きていたい  生きていける気がしてきた  嫌いなものは見ないように、逃げて逃げて生きていけば、思いの外好きな物だけと生きていけることに気づいた  自分は自分にしか救うことが出来ないと今更ながら思い出した

 

久しぶりに寝れない夜を迎えた  空は街の光でほんのり明るくて、そんな窓の外を見る度暗い闇に落ちていけずそわそわしている自分の体に意識が持っていかれて、気付けばiPhoneの明かりを求めてしまっていた

 

 

虚無

授業アンケートのいいところに「暇なところ」と書いた馬鹿がいて教授が大激怒し「時期も時期だから例年はテストも過去問通りだし救済措置もつけたけど今年は問題も変えるし救済措置も無くす」と言っていた  迷惑極まりないね

 

 

ここの所マジで身の回りの人間関係がぶっ壊れ続けている  今月だけで居場所が3つも無くなった  うち2つは自分でぶっ壊したから被害者ぶるつもりも特にはない  友達なんて繋がりが如何に不安定で薄っぺらい関係性かを痛感した  

 

家族は法律で決まっているし、先生と生徒も校則で決まっている  故に逃れようも覆りようもない  そう考えると友達なんて「なんとなく」の積み重ねでしかない  一緒に過ごした時間とか重ねた会話とか出かけた回数とか、曖昧な経験を交わした他人をそれ以外の他人と区別するために友達という言葉を使ってるに過ぎない  

 

だからちょっとした行き違いすれ違いで何もないただの他人に戻るし、ひとたび所属コミュニティが離れれば意識的に連絡を取らない限りは記憶の彼方へ飛んでいくものなのかもしれない だからこそ、例えそれが口約束だったとしても、形に残る安心として恋人を作るのかもしれない

 

好きだった人が付き合う事を契約を結ぶって言ってたこと思い出したしこういう所が好きだったんだろうなあと思った

決別とエンドロール


amazarashi - Ending Theme

 

 

自分の葬式で流して欲しい曲ナンバーワン

 

 

あなたが死んだら 流れ出すエンドロール 僕はきっと 脇役だろうな
少し寂しいけれどきっと それでいいんだ あなたが幸せだった 証拠だから

 

 

最高ですね

あとの祭りのあと

午前中、好きなweb漫画家の新刊を買うためにコミティアに行った。初参加にも関わらず、全く下調べもしていかなかったので、入場に金がかかるのも知らなかったし、そもそも最寄り駅を間違えていた。無事隣駅で降りた後、気を利かせてその駅で待ってくれていた友人と一緒に一駅分歩いてビックサイトに向かった。

 

正直足取りは重かった。本を買うためには、本人の顔を嫌でも見ることになる。それが嫌だった。我儘なのは承知で、ずっと理想を押し付けていたかった。勝手に期待した自分を棚に上げてでも、漫画の主人公通りの茶髪マッシュで細身の男性であって欲しかった。しかし、ブースに到着すると、そんな期待も虚しく、WANIMAとか聞いてそうな兄ちゃんが1人立っていた。遠目から見た時に、あまりにその姿が想像と違ったので尻込みしてしまい、ブースの近くまで行った後、壁まで引き返してしまった。1度深呼吸をして、早歩きでブースまで近寄り、売り子のお姉さんに一冊注文した。本当は本人と話したいことも色々あったけど、そんな事を考える余裕もなかった。売り子のお姉さんはあんまり可愛くなかった。

 

 

午後は大学に行った。コミティアと学祭2日目が被っていたので出番と仕事を2日目は無しになるよう調整していた。コミティアでのんびりしていたらセットリストの終わり際になってしまった事を少し後悔したが、1番見たかったバンドがトリのamazarashiだったので耐えた。全演奏が終わった後、引退式があった。アルバムとチュッパチャプスでできた花束を受け取った後、後輩の作った30分程度のムービーを見た。チリコンカンにエビ「チリ」と「コン」ドーム入れたりするような良くも悪くも大学生らしい頭の悪い卒業ムービーだったけど、間違いなくここ最近で1番腹抱えて笑った。

日も暮れて大学を追い出され、打ち上げ一次会の会場に向かった。久しぶりに顔を合わせたOBOGも沢山いて、柄にもなくエモくなってしまった。それなりに大きい規模のサークルだったので、もう引退だというのに、初めて話す後輩なんかも多くいた。そして、今更になって初めて話したことをすごく後悔するような、一発で意気投合した子も何人かいた。「大学生にもなって、学業そっちのけで音楽なんかやってる奴にまともな人間は存在しない」という持論を裏打ちするかのように、音楽だけが救済だとか、喫煙は緩やかな自殺だとか、およそ常人には理解してもらえないような戯言を並べては肩を組みながら酒を飲んだ。そもそも神聖かまってちゃんとか、爆弾ジョニーとか、青春パンクを聞いてる人間なんて不器用な人間しかいないのだと、酔っ払ってマイク越しに訴えだした後輩と、それを聞いてボルテージの上がるフロアを見て、いいサークルに入ったなと思った。

会場で泣いてる同期が一人か二人しかいなかったのに、帰りの電車でTwitter見てるとどいつも一人になって感傷に浸ってるとか泣きそうになってるとか言ってて不器用な人ばっかだなってなんか嬉しくなってもらい泣きしてしまった

 

 

 

 


深夜高速 / フラワーカンパニーズ

苦しい夜に聞くと泣いちゃうやつ

 

 

気づいたら定期試験まで2ヶ月切ってた  やばい

そろそろ勉強し始めたい  Twitterの垢も最近増やしすぎたのでいくつか爆破しようかしら

薬物中毒者

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二度寝から目を覚ますと、時刻は午前11時を回ろうとしていた。もう何度目の自主休講だろう、後期に入ってから大学をサボる事が圧倒的に増えてしまった。理由を探せば枚挙に暇がなく、その度自己嫌悪で吐きそうになるので、さしあたっての問題、向こう半日だけを考えることにした。気楽に生きるとは、見たくない現実から目を背けることだと、気楽に生きることが出来ない人特有の思考回路が堂々巡りをしていた。もちろんそれが数多繰り返した詭弁であることはわかっていた、おそらくペシミズムとは麻薬なのだろう、自分では抜け出せない中毒症状のようなものなのだと結論づけそうになっては、また過去の過ちを繰り返しそうになっていることに気付き、既の所で崖から落ちずに済んだことにほっと胸を撫で下ろしていた。

 

 

朝食兼昼食はカップラーメンだった。一人暮らしを始めたらおそらく1ヶ月以内に栄養失調で倒れる自信がある。規定の時間より1分早く蓋を開け、食べた。高校まではほぼ毎日1日3食きちんと食べていたので、幸せな家庭に生まれていたんだろうなと思った。その証拠に、妹がスーパー優等生に育っていた。一体自分はどこで間違えたんだろうと、最近はもう考えることも少なくなったが、まるで現在進行形で間違え続けている事を否定しているようで、それがひどく烏滸がましく、傲慢に感じられたので、やめた。

 

 

家を出て、近所の本屋に出かけた。大学に行かない事は前日から決めていたので、出席カードも預けてあったし、聞いてもしょうがない授業ばかりだった。建前としては好きな小説(ラノベ)の最終巻が出るから(これが建前なのも大分終わっている)大学を休んだ事にしているが、本音を言えば、できる限り往復5時間かけてわざわざ大学に行きたくないだけだった。金を人から借りるのはあまり好きではないが、確実に未来への負債は貯まる一方だった。

本屋で目当ての品を買うと、そのまま隣接しているドトールへと向かった。本を買った時についてきたコーヒーのサイズアップクーポンと、モンブランを注文して、席を探した。結局いつも使っている席に着くと、テスト期間中によく勉強してる席なせいで来年1年間のことがふと頭によぎり、すっかり気が滅入ってしまった。なんとかモンブランをヤケ食いして正気を取り戻した。

 

読み進めるのに、とても時間がかかった。それが、あまり望んでいなかった展開だったからなのか、好きだった作品が終わることが受け入れ難かったからなのか、はたまた別の理由なのかは分からなかったが、ページをめくる度に、スマホを開いたり飲み物を取りに席を立ったりを繰り返していた。昼過ぎに席に着いたはずなのに、半分も読み進める頃には西日もすっかり強くなり、店内には机に向かう多くの学生の姿があった。高校生はもうすぐ期末試験か、などと自分の事を棚に上げつつ、1ページ1ページと読み進めていき、読み終えた時、心地よい虚脱感に包まれていた。

 

 

幸せとは麻薬だと思う。1度経験した快楽じゃ2度目は満足できないし、現状の幸福ではいずれ物足りなくなってしまう。初めて食べた高級で美味しいものも、何度も食べてるとそのうちにその味に慣れてしまい、より高級なものでなくては感動出来なくなってしまう。中学生の頃は好きな音楽を聞くだけで満足できたのに、バイトを始めて金が手に入ると、ライブに行ったりグッズを集めたり、高次の欲が膨らんでいく。初めは一緒に話すだけで満足していた異性も、次第に遊ぶだけでは満足できなくなるし、不安定な関係性に名前をつけたくなる。それが本能として備わっている生き物として生まれて、藻掻くことも叶わず、知らず知らずのうちに薬物中毒者になってゆく。

 

 


amazarashi 『未来になれなかったあの夜に』Music Video

 

 

近況報告

第五人格のdisco窓で知り合った女の子と飲みに行くことになったんですけど

・キャバクラで働いてる

・ホスト通い

パパ活してる

などいろいろヤバエピソードが飛んできて麻薬とか売られたりしないか心配になっています

「パパとご飯行ってくるー」のパパが実父を指していない所が面白ポイント

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