晴天中止

「震度57の地震に襲われて全員死ぬ夢」を見て目が覚めた  最近悪夢をよく見るようになった気がする  せめて夢でくらいはいい思いさせて欲しい  何かの天啓とかなんですかね

 

 

久しぶりにバイトをした  夏はあちーので働く気が起きなかったしポケモンカードの大会で稼いで食いつないでいたが  そろそろ口座の残高も寂しくなってきたし今月は予定が多い

 

 

3年後期になって初めて全休ができた  初めての全休をバイトで埋めることに虚しさを感じなかったといえば嘘になるが、それでも自由な日が一日あるだけで1週間に生まれる精神的な余裕は相当のものだと感じた

 

 

いつもは土日に入っていたバイトも、平日になると働いてる人の層はだいぶ変わっていた  具体的に言うと学生はほとんどいなくなり、パートのおばさん世代とフリーターみたいな人達だった  この人らみたいにはなりたくないと強く思った

 

 

作業を始めると直ぐに雨が降ってきた  半野外のような倉庫の中の作業なので気温もだいぶ下がった  典型的な引きこもり体質なので雨が降るとテンションが上がったが周りの人達はそうでもないらしかった  世の中の大多数は空が晴れた方がいい気分になることをこの間天気の子で学んだ  快晴の太陽はそれだけで必死に生きることを強要させた

 

 

休憩時間中、小汚いフリーターのおっさんに人生の厳しさについて説かれた  これは敗北だった

 

 

単純作業が得意だ  何も考えずに手だけ動かしていればいいのだから歌いながらでも給料が出ると考えると随分と割はいいはずだった

 

 

それでも夕方4時くらいになってくると大分疲れが溜まってきた  作業も減ってきて掃除やらゴミ回収だかをやらされた  倉庫の端から端まで動き回るのがとても苦痛だった  ふと曇り空を見ているとその鈍色に心が溶けだしてしまいそうになったので唇を噛んで踏みとどまった

 

 

ここまで昨日

 

 

今日

実習あった  カス  終わり

 

 

大学ある日の人生がしょうもなさすぎる