音楽としての
花火大会に行きました
1人で見る花火と大勢で見る花火、見え方が全然違う というかどうしても周りに人がいると花火に集中できん(自分のせいじゃん) 大勢で行く花火は花火を共通の話題に盛り上がる感じ 1人で見る花火は花火そのものと対話する感じ
や、今日の花火はめちゃくちゃ楽しかったんです
花火の音が好き あの大きい破裂音こそが花火の迫力とか臨場感を演出している テレビ中継なんかの花火がしょぼく見えるのもそんな感じだと思う
僕が夏に求めてるのは多分切なさや一抹の寂しさのようなものなんです 押し付けがましいほど派手な美しさが刹那のうちに溶けていく、その切なさを体現しているのが花火なんです
今日見た花火、いくつかすごい好きな音をたてて消えてく花火があった 1回大きく広がった後小さい円がいっぱいできるタイプの花火で、その一つ一つがシュワシュワ音をたてて輝いていた 炭酸の泡が弾けていくような瞬間の淡さに目と耳奪われるのもつかの間、穏やかに暗くなる空を見上げたときの心は気の抜けたサイダーのような風味がした
線香花火が好きなのもだいたいそんな理由 小さな火球からパチパチと放たれる弱々しい火花が情緒あって好き
常体と敬体がめちゃくちゃなんですけど、常体は個人的な感想、敬体は伝えたいこと、みたいな感覚で打ってます
ちなみに、2年前の夏2人で花火を見に行った女の子に告白したらフラれたので花火大会はクソです